オープニング
6月 10日
チチェン・イツァー調査団出発。
しらとり教授以下7名。
6月 22日
カスティーリョを
調査中の1名が
遭難。
7月 9日
いけにえの泉
調査中の3名が
遭難。
7月 14日
しらとり教授他
2名が球戯場で
遭難。
7月 17日
ガイドがただ一人
救出され、教授は遺体で
発見された。
しらとり教授は、マヤの古代文字の
解読の専門家だった。
伝説の「太陽の鍵」がチチェン・イツァーに
隠されていることを、古文書から割り出し
調査に向かい、謎の死を遂げたのだった。
残された一人娘は、僕の幼馴染で
今は高校のクラスメイト。
僕たちはとにかくメキシコへと向かった。
ちょうど夏休みが始まる日・・・・。
研究室
まあ二人ともよくいらしたわ。
私が教授のお手伝いを
させていただいていたの。
オリビアよ。よろしくね。
ほんとに今度は とんだことになってしまって・・・・。
教授の遺体は
遺跡の北の「いけにえの泉」で
発見されたわ。
あのときはなぜか泉の水が
枯れていて教授の発見された
財宝がたくさん
遺体の周りに散らばっていたの。
でもすぐに水が湧き出て・・・。
教授の遺体と
ここにある遺品を運び出すのが
精一杯だったの。
詳しいことはガイドのラウーラに
聞くといいわ。
こちらへ
向かっているはずなんだけど・・・。