感想
攻略本が出てきたのでアップしてみました。
天にも届くような塔を建てていたら神様の逆鱗に触れ、複数の言語を与えられて意思の疎通が難しくなった、という「バベルの塔」の話が好きだったので、
週刊少年ジャンプだったか何の雑誌だったかは忘れてしまいましたが、紹介されていて興味を持った記憶があります。
詳しく覚えてはいませんが、確か発売されてから程ない時期に(貯めていたお小遣いで)買った気がします。
当時、ファミコンソフトは4900円とか5500円とかしていたところ、ナムコのゲームは3900円でいくつも出ていた気がします。
ファミスト他もそうですし、バベルの塔もそうだった気がします。
子供にはありがたかったです。ナムコのゲームは面白いものばかりでしたし。
アクションパするゲームとして発売されたバベルの塔ですが、アクション部はそこまで激しくなくパズルがメインです。
ただ、このパズルが難しい...。
パズルは好きなものの得意ではないので、悩むばかりで先に進めなかったのですが、攻略本を本屋で見つけすぐさま購入。
自分では絶対に思いつかないような「ウルの上に石を落としてその上を渡る」なんて技が載っていて、非常に頼りになりました。
その攻略本を見ながらサクサクと進め、64階まで到達。 64階は壁画の面なので悩むこともなく扉へと突き進みました。
がここでやはり問題が。
壁画をほとんど出していなかったのです...。
同級生が8階と16階の壁画の出し方を知っていて、「こうやってやれば出るよ」と目の前でやってくれました。
それでも2/8です。
攻略本にはそれっぽい暗号文が書いてあるだけで出し方は書いてないし(後述)、
その後は石をつなげたり落としたり、あっちに行ったりこっちに行ったりと試行錯誤しいくつかは出せましたが、全てを出すことは出来ませんでした。
なので後は消去法で試し、無事にエンディングへとたどり着けました。
そのエンディングで裏面をプレイするためのコマンドが表示されていたので早速プレイ。
表面でさえすぐに挫折した私がプレイできるレベルであるはずもなく、すぐに断念。
またも攻略本に頼ってしまいました。
裏面の壁画はどうだったかは覚えていませんが、こちらもエンディングを見た気がするので幾つかは自力で発見したのかな?
流石に全部のパターンを自力で試したとは考えられないので。
ただ、やはりパズルゲームは、まずは自分で考えないとダメですね。
最初から攻略法を見ながらやってしまうと面白さが半減です。
今ならそう思うのですが、子供の頃はやはり早く次に進みたいという気持ちが先行して、「パズルを楽しむ」ということをしていなかったと思います。
現在はPSで新しい64階も追加収録されているナムコアンソロジー1が発売されていますし、Nintendo Switchでファミコン版のバベルの塔をプレイすることもできます。
さて、双葉社から発売されていたこの攻略本ですが、普通の階はいいんです。 攻略法には大変お世話になりましたし、この本が無かったらクリア不可能だったと断言できます。
が、しかし
壁画の出し方だけには納得がいかなくて。
壁画の階には「ローラコントの呪文」というものが書かれていて、それが壁画の出し方のヒントになっているのですが、 私にはさっぱり分かりませんでした。
「今いる階は何階か確かめて謎を解け」と書かれているのですが、そんなものページの上に大きく書いてあるじゃん!
と、そのヒント(ローラコントの呪文)に対するヒント(上記メッセージ)の意味さえ理解できませんでした。
が、この度攻略本を見直して「もしかして?」と思いローラコントの呪文を読んでみたら分かりました。
「何階か確かめて」がポイントで、8階だったら「8」、16階だったら(1+6=)「7」、24階だったら(2+4=)「6」、と その階の十の位と一の位を足した数字の場所を読んでいくのでした。
例えば32階なら
予言者は「左」岸壁より「下」がった。
~ 中略 ~
す「ず」め達をい「け」どりにす「る」。
このように文字を拾っていくと壁画の出し方が分かるようになっていました。
分かるか、こんなの!
32階は、呪文に「やしの茂みをつかみ」と「岸壁より下った」というものがあったので、
茂み(=ツタ)のところで下を押していたら壁画が現れました。
当時はこれが正解だと思ったですが、実際にはちょっと違っていたのですね。
同級生に教えてもらった16階の壁画の出し方は、「石をもって右の壁と左の壁を行ったり来たりする」というものでしたが、これもちょっと違っていて、そこまで手順は必要ではありませんでした。
あと、このローラコントの呪文、本当に呪文や古文書の様にそれっぽくが書かれていて、「長老ブッツラー」とか「闇の帝王ロンデ」とか「ダッカの神殿」といった固有名詞がいくつも出てくるんです。
今なら如何にも怪しい(でたらめな)雰囲気がするのですが、子供の頃はどうにか真面目に読み解こうとしていました。
中には「書物ロト」なんて言葉も出てきて、ドラクエブームだったこともあり「あのロトってこのロトと何か関係があるのか?」なんて思ったりもしていました(苦笑