感想
う~ん、トーワチキ。
そういえば長い間、「トーワキチ」だと思ってました(苦笑)
トーワチキといえばアイドル八犬伝ですが、それよりも前にホームズ作品が3作出ています。
(コマンド選択型のゲームは2作)
あれ?アイドル八犬伝の開発はナツメなのかな?
え~、それで今作「名探偵ホームズ Mからの挑戦状」ですが、シナリオは面白いんだと思うんだけど、演出(脚本?)がなぁ...。
マシューズさんの顔も...。
マシューズさんはかなりの美人らしいんだけど、 ゲーム画面上では残念ながら、その美しさが表現されていません(涙)
ゲーム終盤(というかエンディング時)にはその美貌を垣間見ることが出来るのですが、 ホームズやワトスンの台詞がなければ一体誰だかわかりません(苦笑)
殺人の動機がちょっと弱い、というかあの最終目的は無理すぎるだろ...と思ったのですが、 これは原作のままなんでしょうねぇ、多分。
途中にもう少し色々と細かい描写があれば名作となった感はありますが、
容量のせいかあまりエピソードがなく、かなり唐突。
それでもマシューズさんの心理描写をもっと入れて欲しかった。
気持ちの変化がいきなり過ぎるでしょ、いくらなんでも。
ホームズっぽい人間の観察はありますし(もっと毒舌でもいいとは思ったけれど)、 ワトスンとの絡みも少しではありますがちゃんとあります。
ほとんどギャグらしいところはなく、全編を通してシリアス。
アラン警部の存在はギャグですがゲームとは関係ないし。花瓶の描写は好きですけどね。
あ、モリアーティ教授の台詞はギャグなのかも(笑)
違和感ありありです。
......ん~、やっぱり名作には遠いかな?
途中で暗号を解く場面があるのですが、あんなの暗号じゃねぇよ!!
モリアーティ教授ってば「いくらホームズでも、あの暗号は解けまい、あっはっはっ~」なんて
高笑いしてたけどね(苦笑)
やっつけ仕事な感は否めません。
続編出してほしかったなぁ。
ホームズ V.S. モリアーティの直接対決を。
でも、確か原作でも決着つかなかったんですよね(二人とも滝壺に...だったような)
以上、色々と書きましたが、結構面白いと思いました。
基本的に、こういうコマンドタイプの推理アドベンチャーが好きなので、
評価が甘くなってしまうのかもしれませんが。