探偵 神宮寺三郎 新宿中央公園殺人事件

感想

探偵神宮寺三郎シリーズの第1弾、「新宿中央公園殺人事件」です。

発売当時、ファミマガ(ファミリーコンピュータマガジン)に記事が出ていたのを憶えています。 なんとなく大人の雰囲気がして、すごく魅力を感じました。

しかし、当時はディスクシステムを持っていなかったため購入はしませんでした。

ディスクシステムを購入し、ファミコン探偵倶楽部2作をプレイした後に中古で購入。 探偵神宮寺三郎シリーズとしては、次作の横浜港連続殺人事件をやった後にプレイしました。

プレイしてまず思ったこと。
何をすればいいか、さっぱり分からん......。
いや、ほんとに。

そして、何よりもショックだったこと。
それは、洋子さんの顔が次作「横浜港連続殺人事件」のときとは違いすぎること。

ん~、神宮寺先生やクマさんの顔は(雰囲気が)同じなんですけど、 洋子さんだけなぜかまるで違う...。

これはショックだったなぁ、好きなキャラクタなので。 あまり美人じゃ......、ゴホッゴホッ、それはまぁいいか。
(雑誌では見ていたのですが、次作をプレイした後とではその衝撃が...)

ゲームとしてはコマンド形式のアドベンチャーゲーム。 しかしそれだけではなく、事件現場の公園を縦横無尽に歩き回るSD神宮寺&洋子&熊野(笑)
かわいいんだけど、なんか違う...。やっぱり先生はハードボイルドじゃないと。

しかもその公園が曲者で、異様に広い。 重要っぽいものを拾うことがあるのですが、実は事件とは無関係だったり。 また、ディスクシステムの性(さが)、AB面入れ替えが面倒。 公園に入ったら入れ替え、公園内の施設に入ったらまた入れ替え。
これは仕方のないことなんでしょうけどね。

それと、交番は分からなかった。
捜査初日である程度証言を掴んでいたんでしょう、2日目には何も進展無し。3日目も無し。
何じゃこりゃー!! と叫びたくなりました。

あれはシステムの勝利なのかもしれませんね。セーブするたびに日にちが経過していく。 で、普通ならなるべく早い解決を求めるだろうけど、そうはいかない。

でも、あれはちょっとなぁ。

事件の結末も、ちょっと納得がいかない。自供早すぎだろ、○○!!

タバコを吸うところがいかにも大人な感じ。 もくもく~っと煙の中で推理するんです。 「うちの先生(笑)」は、とにかく行き詰ったらタバコを吸っているので、お体が心配です(苦笑)

そういえば、次作からは2D画面がなくなりました。
行き詰ってばかりだから、相変わらず「先生」はヘビー(チェーン)スモーカーですが(洋子さん、ごめんなさい)