探偵 神宮寺三郎 危険な二人

感想

探偵神宮寺三郎シリーズ第3弾、「危険な二人」です。

1作目「新宿中央公園殺人事件」がディスク1枚、 2作目「横浜港連続殺人事件」がロムカセット。
そして3作目の今作がディスク2枚組みです。

まずゲームを開始したところでやられました。
え?なになに、何事?クマさん!?

好きだなぁ、この展開。

そしてゲームはサーキット場へ。
洋子さんの怖~い & でもなんだか納得できてしまう一面が(笑)

そして、ほのぼのしたオープニングから一転、事件の匂い...。

今作「危険な二人」では、神宮寺視点だけではなく、洋子さんの視点からもゲームが進みます。 この試みは、当時の家庭用ゲーム機では珍しかったのではないでしょうか?
次作「時の過ぎゆくままに」でも同じ演出がされています。
また、その後発売されたシリーズタイトル「未完のルポ」では、ストーリー上の演出だけではなく、 捜査を進めるキャラクタを選べるようにもなっています。 この頃になると、すでによくある手法になっていたのでしょうけど。

ちなみに、「危険な二人」の洋子さんもまた顔の雰囲気が違います(苦笑)
クマさんはやっぱりクマさんですが(笑)

「危険な二人」には、お遊び要素が至る所に盛り込まれており、 意味の無いコマンドもついつい選択してみたくなってしまいます。
(帝国物産の受付嬢さんとか、公園のカップルとか)
事件というか事態は深刻なんですけどね(苦笑)

豪造親分もちょこっと出演していますが、あの言動はさすがにひどいんじゃないか(苦笑)