ウルティマ 6 偽りの予言者

オープニング

戦いもなく、傷つくこともない生活は、平穏そのものだった。
しかし君はそんな生活に満足しつつ、何か割り切れない思いにとらわれていた。

「再びブリタニアへ!」そう願って君はストーンサークルが見える場所に、 住まいを構え、再びブリタニアへの道が開かれることを待ったのだが、 ゲートが開くことは無かった。

しかしある時ストーンサークルを訪れると、 いつもと違う雰囲気が漂っていた。
空には黒い雲が漂い、冷たい風が吹きつけている。
雲の中に数知れない稲妻が走り、君の影を浮かび上がらせている。
雲を見ていると、突然稲妻が地面に向かって走った。

稲妻は狙ったごとくストーンサークルの中央を貫いた!
空気は白熱し、草を焦がした。

驚いている君の前で稲妻は消え、 イオンの匂いが辺りを包み、ストーンサークル中央の土が少し乾いている。
そしてその場所に不思議な石があることに気が付いた。
君はその石を拾った。

石を拾うと同時に君の目の前に、 赤いムーンゲートが現れた。
「やった!これはブリタニアへのゲートなのか?」
しかし何か嫌な予感がする、 ブリタニアへのゲートは青いはずではなかったか?
ゲートが揺らぎ始めた!
今入らなければゲートは消えてしまうだろう。
「こうなれば一か八か飛び込むしかない!」
君はゲートに飛び込んだ!

ゲートに飛び込むと捩れるような感覚に意識を失った。

そして遠くで奇妙な叫び声が聞こえる
目を開けると怪物の姿が目に入った。

気が付くと君は縛られて動けない。
周りを見渡すと同じような怪物が周りを取り囲んでいる。
1人の怪物が奇妙な声で不思議な言葉を呟いている。
その声は何かの祈りのような気がした。
この声が一段と高くなり、 取り囲む怪物の声と重なり合ったとき怪物は剣を振り上げた!

その眼差しには激しい憎しみが込められている。


まだ生きている。
君は恐る恐る目を開けた。

「大丈夫か?」
なんとそこにはシャミノの姿が!
そしてイオロ、デュプレも。
かつて何度も冒険を共にしたあの仲間達だ!
「もう大丈夫だ。さあ、あのゲートに向かって走れ!」
シャミノが素早く剣を抜き、君を縛り付けていた縄を切る。
イオロはすかさず落ちていた本を拾って走り始めた。
君も仲間と共に、ムーンゲートを目指して走った。
しかし何匹かのガーゴイルも君たちを追ってゲートに飛び込んでいった。
戦いが始まった。