聖闘士星矢 黄金伝説完結編

感想

前作発売時にはまだ教皇の正体が明かされていなかったので、 もやもやっとした終わり方でした。
なので、今作ではその辺り、十二宮が舞台です。

ドラクエで言えば、完結編は「竜王城」だけをアレンジして発売する、という感じ。
こらこらこら。

黄金伝説黄金伝説完結編 と続けてやってはじめて分かったのですが、 戦闘時の音楽は一緒なんですね(苦笑)ちょっとアレンジしてあるだけ。
完結編は発売当初に買ってクリアもしたのですが、音楽なんてさっぱり憶えてない。 黄金伝説は借りてプレイしたのに、何故か音楽も憶えてます。

全体的に雑な感じがぬぐえないこの黄金伝説 完結編ですが、まぁ、バンダイなので当たり前(偏見?)

具体的には、当たり判定が雑。 アクションモードで、流れてくる変なブロック(?)をジャンプでよけたと思ったら ダメージを受けているし、突然飛んでくる岩をしゃがんでやり過ごしたのに(当たってないように見えるのに)やっぱりダメージ食らってるし...。

あと、ジャンプの高さが同じです。押すタイミングで変わることはありません。 ジャンプ力を持て余してしまうこともしばしば。反対のキーを押して空中でのブレーキ必須です。
また、床というか、(ジャンプと左右の)ボタンを押すタイミングの判定が厳しいのか、床の端でジャンプしようとするとジャンプせずに下に落ちてしまうことが度々あります (これは私が単に下手なだけ(苦笑))

それでも、「クリアできること」を思えば前作よりも出来はいいかもしれません。

これを5800円(前作は5500円)で出しちゃうところは流石バンダイ。 まぁ、版権とかの絡みで値段が上がってしまったのかも知れませんが、 「前作と今作との2本」と「ドラクエ1本」 どちらが楽しめるかなぁ。

聖闘士聖矢の原作 (のこの辺りの話)は好きだっただけになおさらショック。 異次元の意地悪さ(と自分のどんくささ)に腹が立つ。

良かった点は......。
あ、前作ではな無かった攻撃時の仲間の技名が表示されるようになったこととか、 技が増えたとか、キャラごとにセリフがついたとか(原作そのままなので当たり前か)、 そんなところかなぁ。

聖闘士星矢 1 完全版 (ジャンプコミックス)

あ、それと、
原作 を知っていれば一応クリアできるゲームになっています(苦笑)
言い換えれば、原作 を知らなければクリア出来ないんですけどね(怒)