感想
シンキングラビットのディスクミステリー第4弾！
ちなみに、「カサブランカに愛を」が第3弾です。
第1弾の「鍵穴殺人事件」と第2弾の「道化師殺人事件」は未プレイです。
「道化師殺人事件」はリメイクWindows版は15年くらい前かな？
新品で買ったのですが、ほんの少しプレイしただけで断念。
3D画面であちらへもこちらへも行けるというのが、少し面倒に感じてしまって...。
アドベンチャーゲームだから移動も（入力or選択）コマンドで、と思っていたのでこれには驚きました。
で、面倒になってしまいそれ以来プレイしていません......。もったいないと思いつつも......。
（確か）windows95時代の物だけど、Windows7でも出来るのかな？
「カサブランカに愛を」をやって以来、機会があればやろうと思ってはいるのですが、それから幾年月（苦笑
と、まぁ、「The Man I Love」の直接の感想では無いところから入りましたが、 「シンキングラビット」と言えば「アドベンチャーゲーム」というのが世間一般のイメージのようなので、他のゲームの名前も少し上げてみました。
それでは改めて「The Man I Love」の感想を。
このゲーム、ポイントは「ナグル」なんじゃないかと思えるほど荒んでいます（笑
依頼者を殴って追い返せるし、重要な情報は殴って手に入れるし。
まぁ、この時代のゲームですからねぇ。プレイビューでも書きましたが、ポートピア（しかもこちらは警察官）でもボカスカ殴ってるし。
また、コマンド入力タイプのゲームなんですが、様々なコマンドを受け入れてくれます。
上記の依頼者を追い返すときに話を聞いてから依頼を「コトワル」ことも出来るし、
事務所でコーヒーを飲む、依頼者に費用を言うこともできるし、「ヒヨウ」ではなく「ホウシュウ（報酬）」でも良かったりするし。
そして、自由度も高い。
どいつもこいつも銃で撃てます（苦笑
でもそれをしてしまうと、即ゲームオーバーなんですが（苦笑
攻略チャートでは省略していますが、このゲームには行かなくてもいい場所があります。
マクガイア邸の金庫室や、ターナーの部屋のトイレや201号室、ルディーのアパート101号室、バウワリーの各所などなど。
チャイニーズレストラン「ピット」に向かう途中、ハードゲイさんに出会い、いきなり気に入られてしまう。
名前を行っても聞いても埒が明かない。銃を見せても駄目だし、「オドス」も「オイハラウ」も「コトワル」も「逃げる」受け付けない。
ではどうするか？
だからといって「ナグル」でしょ！でしょでしょ！
なんてことをすると、「便所のモップのようになるまで」殴ってしまうのでいけません！
あれ？ここどうやったんだったかな～？
主人公が「中華料理は嫌い」と言う場面が合ったような気がするんだけど、やり直したら分からなくなってしまいました（汗
（ピット付近でさらに「イク ピット」で見られます）
こういうのもコマンド入力式のゲームらしいですね（汗
ドラッグストアも行かなくていい場所です。アスピリンを買えますが、アイテム欄に加わりませんし、これといった情報を得られるということもありません。
それでもこういう場所がある、というのがいいですね。
攻略方法が分かっていれば30分くらいで事件は解決してしまいますが、そこはコマンド「入力」タイプのゲーム。簡単には終われません。
これくらいのボリュームだから上記のような場所があってもそんなにストレスにはならない...かな？
それでも、やはり難しい......。
最後の最後、マコールを追い詰めるところでのアレ（カマエル ジュウ）は分かんねぇよ!!
話は変わりますが、度々出てくる「シェイマス」という単語。主人公はよくこう呼ばれますが、これは一体なんなのか？
ちょっとGoogleで「シェイマス」を検索してみました。
多分このレスラーのことなのかなぁ～、う～ん、違うような気もするけど...。
そして、「The Man I Love」の（シェイマスの）情報を探していたときに見つけた記事をご紹介します。
シンキング・ラビット｜下呂田のト――タルリコ――ル
確かに「ラストではもうひとひねり欲しかった」というのは分かります。
登場人物がそういないので、「宝石」と言われれば「アイツが犯人だ！」と簡単に思いついてしまいそうです。
が、まぁその辺は当時のボリュームなのでなんとも言えないなぁとも思ったり。
個人的には面白かったので満足です。コマンド入力ゲームとしても、「意地悪」ではなく、
受け付けないコマンドに対するヒントがとても親切で、「クリアさせない！」という気概が感じられず好感をもてました。
現在ではまったく見ない「コマンド入力型のアドベンチャーゲーム」ですが、今ならもっと色んなコマンドを受け付けてくれるようなゲームも作れそうな気がします。
それでも出ないのは、やはり難易度が高くなるから、なのかなぁ。
最後に、
「宝石が偽物だろうと、想い出は本物」というオチに持っていったのは、王道でありよくあるパターンでもあるとは思うのですが、個人的には大好きです！
