02 オープニング ~ ベタの村
オープニングというほどではないかもしれませんが、主人公の素性がここで分かります。
ニーナというとても親切な女性に保護され、だんなさんの形見の武具までもらって...。
なんて良い人なんだ、ニーナ!!
なんて思わせつつ、実は「犯人はヤス」の如く、あんたがラスボスかい?
なんて、(私の)荒んだ心は封印し、主人公は旅立ちます。
旅立ちの場所は「ベタの村」。
四方を水に囲まれた「じめじめした沼地の村」です。
そんな「じめじめ」した村ですが、村人は親切な人ばかり。
宝石のありかを教えてくれる奇特な人、神像について教えてくれる人。
ニーナさんに聞いた物知りロイド爺さんにまずは話を聞くことにします。
ロイドさんの話によると、アーカサスの王子、カイラルという御方が光の戦士になられたそうです。
光の戦士、それはズールを倒す者。
そしてさらに、ベタから南に行くにはカヌーが必要との事。ああそうか、川には橋が架かってないものね。
しかも、そのカヌーを、主人公が勇気を見せれば譲ってくれるとのこと!
おお! なんと気前の良いお方!!
その方法はというと、北の洞窟に自分が隠した「きんのはり」を持ってくる、というもの。
ふむふむ。爺さんが隠せるくらいなんだから楽勝楽勝!
ニーナ母さんからもらった武具も装備したし、そこら中の民家も荒らしたし、風車も井戸も橋もくまなく見て回って色々拾ったし(苦笑
まずはその北の洞窟(住人曰く「守りの洞窟」)を目指し、いざ出発!!
...と、村を出ようとしたそのとき、一人の少女が駆け寄ってきました。
名前を「メリア」といい、自分はついていきたいが何も出来ない、足手まといになるだろうから
せめてこれを受け取って欲しい、と
大量のアイテムを渡されます。
何この子...いじらしい!!
ああ、そういえばこの人ってあの人だったんだっけ...。
と、結末を思い出してしまって、しかもそのときのやりとりもなんとなく思い出してしまって、
まるで推理小説の結末を読んでから冒頭から読み直す、というような感覚になってしまいましたが、それはそれでいいじゃないか!!
冒険を楽しもう!
というわけで、今度こそ守りの洞窟を目指します。