10 エンデル
エンデル
噂のカルモンさんとの出会いがあります。
話を聞くと、どうやら娘さんが結婚するとこの事。
おお、おめでとうございます。
しかもその結婚相手というのが、トラン国の王子様(王族と大富豪ということで接点はありそうです)
王子様との結婚と言うことで、さすがに不安なのでしょう。
カルモン「祈りの神殿でお告げを聞くのに必要な『祝福の輪』を探してくれないか?」
え~~~!?何でボクが~!?
とは思わないでしょう、主人公は。
カルモンさんのの言うことを聞いてあげるために、町で聞いた「祝福を授けてくれる人がこの町に来ているはず」という情報を元に、町中を探します。
......と、探すまでもなく、カルモン邸のすぐ近くにそれっぽい格好をした男がいました。
話しかけてみると、「ズバリ!49290000Gで祝福を授けてしんぜよう」
...え?
.........え?
こいつが酒場で噂になっていたインチキ司祭だなぁ~?
そんな大金あるわけないじゃん!
というわけで別の神官を探します。
司祭の格好をした人物を発見。話しかけてみると......
「ちょっとそこの戦士くん、時間あるかなー
キミさ、神殿なんかに関心あるほう?
今なら、先着20名様限りで… 祝福がなんと…
たったの80Gで受けられちゃう
このビッグチャンスを逃す手はないよねー!」
何ですか、このキャッチセールスみたいな口調の軽い司祭は?
いかにも怪しい......。
ので、断ろうとすると......
「祝福 受けようよー」
と離してくれません。ええい、やめんか!
どうやっても祝福を受けさせたいようです。
もうこの時点でインチキだと分かってはいるのですが、祝福を受けなければ話が進まないようなので、仕方ない。80Gですし。
しぶしぶ「はい」を選択。
それでは祝福を授けましょう…
ワヌスの祝福を受けた!
え?えっ?......え!?
え~っと、あれ、記憶違いだったかな?
確か「マヌス」の祝福って聞いていたと思うんだけど......。
うん、どうやらこの人は、「インチキ」ではなく「偽者」だったようです。
あれ、違うか。
「マヌスの祝福」とは一言も言っていないので、インチキでも偽者でも......ない......か?
やっぱりね、とは思いましたが(苦笑
そして三人目を発見。
二度あることは三度ある.........。
いえいえ、三度目の正直です。
どうやらこの人が本物の神官だったようです。
祝福はもちろん無料で授けてもらえますし、その後に
「これでマヌス神殿に入れるようになります
あなたにマヌス神のご加護があらんことを」
と、神官らしいことを言ってくれます。
いやぁ、良かった良かった。
無事に祝福を受けられたので、マヌス神殿へと向かいます。