感想
これは知らなかった!
メジャーなタイトルなのかどうかは分かりませんが、お店で初めて知りました。
発売は「東京書籍」。出版社?
なんだか嫌な予感がしましたが、外れても痛くはない出費だったので(380円也)買ってしまいました。
今にして思えば、どうして嫌な予感がしたのに買ったのかは分かりませんが...。
序盤こそ、なんだか「うさん臭く」「もっさり」していて、これはやっちまったかなぁ...と思いましたが、 章が進むにつれ、そんな思いは微塵もなくなりました。
まぁ、アンコクシンとの対決はちょっと「アレ」ですが(苦笑)
シナリオは、大人っぽくて、ファミコン世代ど真ん中の小学生にはちょっと合わないような気がしますが、 小説好きの子供だったら、あの世界にすんなり入っていけたかもしれませんね。
シナリオは、かなり練りこまれているような感じがして秀逸。
ただ、ファミコンの容量のせいか、イベントがかなり突飛です。
倍のボリュームがあったら、かなりの良作になった気がして、そこは残念です。
ファミコン探偵倶楽部みたいに前後編と分けて、もっと伏線を生かしたり、状況説明を加えたりして欲しかったです。
これでも十分に面白いんですけどね。
ただ、あのエンディングはなぁ...。