オープニング
プロローグ
ここにひとつの伝説がある。
- 剣に選ばれし者 -
- 闇を葬り -
- 光をもたらす・・・ -
平和な国リッカー国は、 勇敢な国王 ヘネシー王によって納められていた。
あるときヘネシー王は、 より多くの知恵を求めるあまり、 誤って闇の封印を 解いてしまった。
それ以来、王は闇に取り付かれ、 国は次第に荒れ果てていった。
人々の心に 不安が渦巻く中、 この国に一つの希望が 生まれた。
王子ハインの誕生である!!
しかしヘネシー王だけは 左腕に奇妙な痣を持つ 我が子を喜びはしなかった。
突然王は血相を変え、 王子に刃を向けた。
驚いた騎士パスカルは 王子ハインを奪い去り、 決死の覚悟で森へと 逃れた。
古よりこの国を守る 3人の魔法使いたちは 世を嘆き、闇がこれ以上 広がらぬよう願った。
彼らは力を合わせ、 ヘネシー王がいる城を 地下深くに沈め、森で 覆い隠してしまったのである。
そして時は流れ、 今、戦いが 始まろうとしている・・・。
「ハインよ!!
今や、そなたは立派に
一人立ちできる年となった。
実は、今までずっとそなたに
隠してきたことがあるのじゃ。
どうか心して聞きなされ。
この国は今 闇に支配され、 人々はことごとく森の 木に変えられてしまった。
闇に取り付かれた王を
目覚めさせ、この世を救えるのは
王族の血を引く者・・・
そう!! そなただけなのじゃ。
この国を守っている3人の 魔法使いたちの内、誰かが 闇を打ち破ることの出来る 希望の剣を持っておる。
彼らはそれぞれの領域を 守るため、堅く門を閉ざし、 その鍵を鳩に託して わしの元へ飛ばしたのじゃ。
だが、剣がお前の手に 渡ることを恐れた悪の 手先共は、慌てて門の 鍵を奪い去ってしまった。
ハインよ・・・!! 辛い旅に なると思うが、なんとしても 希望の剣ウィッシュを 探し出してくれ。
疲れたときにはいつでも テレポットの魔法を使って、 わしの友人の祈祷師を 訪ねるがよい。
奴の水晶のお告げは
結構当たるそうじゃ。
お告げを聞いて
ゆっくり休むのも良かろう。
さあ!! 旅支度を整えて、 そなたの使命を果たすべく 旅立つのじゃ!!」
