プレイビュー 02.彼女の想い出は少なすぎた
依頼と言うのは、7日前に盗難にあった宝石を取り戻してほしい、というもの。
ふむふむ、もちろん警察には届けたけれど手がかりは無し、か。
でも、警察でなんとも出来ないものを私立探偵が何とかできるものなのかなぁ~、と思いつつ、
しかし、探偵にしか出来ないこともあるだろう!
ということで、依頼を受けます。
というより、依頼を受けないと話が進まない(苦笑
で、依頼主はミズ・マクガイア。外洋に面した家に住んでいるという。
それでは早速参りましょうか!!
イク マクガイア
え?何この豪邸?
何をしてる人なんだろう?
というか、門の前とか玄関の前とかなら分かるけど、場面は敷地内。中途半端だな...。
イク ゲンカン
とりあえず呼び鈴......は無いから、
ノック
男が出てきた。
どいもこいつもアメコミ調だ(笑
どうやらこの人は執事のようで、マクガイアさんのいる居間へ案内してくれました。
それではマクガイアさん、早速ですが事件のことを詳しく聞かせてください。
はい、なるほど。7日前の21日の晩、何者かが忍び込み宝石類と現金1万5千ドル程を盗んでいった、と。
サファイアとダイヤの指輪、それとブローチですか。
しかもそのサファイアの指輪は今は亡き旦那様との思い出の品ですか。是が非でも取り返したくなるのも分かります。
分かりました、奥様のご期待に沿えるよう、最善の努力を尽くすつもりです!
え~っと、それではまず、マクガイアさんからもらった宝石類の鑑定書に書いてあった店に行ってみるか。