プレイビュー 05.私はジッポを取り出し、火を付けた。
それではターナーの部屋へ。
安っぽいソファーとテーブル、汚れた白い壁。
ドアは、部屋と部屋とを結ぶためにだけ、その汚れた壁に取り付けられているような物だった。
テレビの上にはアンテナ、ジュウタンには血がこびり付いたままになっていた。
部屋を一通り調べたもののこれといって収穫が無かったので、隣の部屋へ
「アケル ドア」
「私は、ここからでは無理だと気付いた。」
えっ?
なに、なになに?どういうこと?
一瞬思考が停止したものの、なるほど、分かりました。
「イク ドア」
これでドアの前に移動しました。
そして、ここでも「アケル」
いちいち面倒ですが、コレをしないとドアを開けません。
「たとえ私がクラーク・ケントだとしても、ドアは開けて入る。」とうるさい...。
分かった分かった、スーパーマンだったっけ、確か。
ちなみに、ドアは「シメル」ことも出来ます。
で、ドアを開けて入るとそこはバスルームでした。
バスタブとカーテン、床には排水溝とその蓋。
まずはいかにも怪しい排水溝の蓋をとって、中をのぞいてみます。
が、やはり中は真っ暗で、何も見えない。
というわけで明かりが必要なのね。
明かりかぁ...。そういえばライターを持ってたんだった。
ツカウ ライター
「私はジッポを取り出し、火を付けた。」
よし、火が点いた!
ミル アナ
これで排水溝の中が見え...ない?
イレル ライター
でもダメ。
なんだなんだ?ライターじゃダメなのか?
う~ん、事務所に戻って、それらしい物でも持ってくるか。
いや、一度部屋を出たら再度入れなくなってたらどうしよう。
さすがに警察もそう何度も現場に入れてくれないかなぁ。ま、いいか。