プレイビュー 06.私はジッポを取り出し、火を付けた。 その2
オフィスに戻り、デスクの引き出しを調べると本が一冊入っていました。
あぁ、そういえばそうだった。
その本を手に取り、さらに引き出しを調べるてみたものの、他には何もなし。
それでは...と、キッチンで探し物をしようとしても「'キッチン'という言葉はありません。」
え~~~っ?だって、キッチンからコーヒー持ってきたんじゃなかったっけ?
仕方ない。キッチンは諦め、再度アパート、ターナーの部屋へ。
入り口に警官もいないので入れないかなぁ~なんて思っていましたが、そこはやっぱりゲーム。
あっさりと侵入...、いえいえ、現場検証を再開できました。
う~ん...、そういえばバスルームに行った後、この部屋を調べてなかったな...。
もう一度念入りに調べてみるとするか。
「ミル」「シラベル」を「ソファー」「テーブル」「カベ」「ドア」「ヘヤ」「テレビ」「アンテナ」「ジュウタン」にそれぞれ行いましたが、進展は無し。
さて困った...。
現場百編とは言うものの、進展も無しにまたバスルームに行ってもなぁ...。
いやいや進展がないからこそ行くのか。
再びバスルーム。
「ダス ミズ」で水が出るのを確認。いや、どうでもいいか。
でも「ダス」は出来ても「トメル」も「マワス」が出来ない(笑
蛇口が回すタイプっぽいので「マワス」が出来るかと思ったんだけど、そうか、マワスだけじゃ出すのか止めるのか分からないか。
それじゃあ水は出しっぱなし?いえいえ、すぐに止めたのでしょう。
う~ん...、そんなことはどうでもいい!
このいかにも怪しい排水溝の中を調べたい!!
それには灯りが欲しい!
ああそうか。変に捻らないで素直に行こう。
ツケル デンキ
'デンキ'という言葉はありません。
「デンキ」ではなく「ライト」「ヒ」「アカリ」でもダメ...。
ちなみに、「ライト」と「デンキ」「ヒ」「アカリ」とでは反応が違います。
なんだ、違うのかぁ......
あっ!そういえば......!!
ちなみに、このゲーム「The Man I Love」は、コマンド入力式のアドベチャーゲームです。
コマンドを直接入力することによって主人公が行動するわけですが、
それでは、おかしなコマンドを入力するとどうなるか?
例えば、「キク ナマエ」というのを打ち間違えて「キク ナマレ」とした場合は
'ナマレ'という言葉はありません。
と返ってきます。
この場合、「キク(聞く)」という単語はあるけれど「ナマレ」という単語は無い、ということになるわけです。
また、入力順は「ナマレ キク」でも構いません。
この場合も、同じ反応が返ってきます。
使えない言葉をきちんと教えてくれるところがとても親切。
それでは、2つとも無い単語を使った場合はどうなるか?
「キカ ナマレ」→'キカ'という言葉はありません。
「ナマレ キカ」→'ナマレ'という言葉はありません。
このように、はじめの単語のみに反応します。
と、これらを踏まえ考えると......。
つまり、「ツケル」はあるわけか!?
この場合の「ツケル」は「点ける」の意味で使ってるけど、
そうではなく「(くっ)付ける」だったり「(後を)つける」だったりの場合があって、
別の場面で「ああ、『ツケル』にはそういう意味もあったのか!!」なんて使い方をする、なんていうトラップが仕掛けられてたりもするのか?
なんてことを考えながら、とりあえず
「ツケル ライター」
「私はジッポを取り出し、火を付けた。」
う~ん、「ツカウ」のときと同じ台詞か...。
読みは外れたか.........。
と落胆しましたが、一応念のため「ミル アナ」
......すると!!