基本システム
夢幻の心臓2は見下ろし形2DタイプのRPGです。
ウルティマの様に、山地や森林といった見通しの悪いところは外から中の様子が見えません。
中に入っても見えるのは主人公のごく狭い周囲のみです。
洞窟や塔といった建物内でも、3Dだった前作とは違い2Dです。
ここでも視界の概念があり、柱の影や曲道の向こう側、閉まっている扉の奥などは見えなくなっています。
パーティ
共に旅をする仲間は4人まで、主人公を含め最大5人パーティで冒険が出来ます。
仲間にして欲しいと言ってくる人は町や村等の安全な所の他、モンスターが行き交う危険な場所にもいます。
パーティメンバーになりたがっている人は全員が正義の使途というわけではなく、 使命感に駆られて「魔神を倒す旅を共にしたい!」という人ばかりではありません。 共に旅をする賃金を要求するメンバーもいます。
しかし、その誰もが多くの金額を要求はしません、1日1~5GOLDです。
ただ、少ない金額が故、忘れがちになります。
所持金を全額買い物につぎ込んで賃金が払えなくなる、というようなこともありがちです(私は、ですが)
→ 仲間一覧
職業
主人公や仲間には特殊能力がそれぞれあり、それによって職業が決まります。
特殊能力は2つ持つことが出来、ほとんどの仲間が最初は1つしか持っていませんが、中には2つ持っている者もいます。
→ 職業表
武器・防具
職業によって装備できる品物が違います。
また、装備しても攻撃力とか防御力とかが数値化はされませんので、なんとなく「価格の高い武器の方が強いかな?」という感じで選んでいいと思います。
(ウルティマ3は飛び道具含め店の陳列順で分かりやすくなってましたが、夢幻の心臓2は乱数の幅が広すぎてよく分かりません)
道具
道具は1人15個持つことが出来て、この中には装備品も含まれます。
→ 道具一覧
ちなみにこのゲームには「捨てる」がありません。
道具を仲間から受け取るときに所持品がいっぱいだと「何か捨てますか?」と聞かれます。
このとき「いいえ」を選択すると他の誰に渡すかを聞かれます。
これはお店でも同じです。
そこまではいいのですが、問題は宝箱。
開けたときに持ち物がいっぱいだと「何か捨てますか?」と聞かれます。
他にメンバーがいればいいのですが主人公一人だとここで「いいえ」を選択するしかなく、
その場合アイテムを入手できない上に宝箱を開けたことになってしまいます。
つまり、その場ではもう手に入れることは出来ません。
詰んだ......と思ってしまいますが、ちゃんと救済処置が用意されています。
こういうところも夢幻の心臓2の素敵な所です。
→ シーの村
呪文
魔法使いと僧侶の呪文、2系統に分かれています。
そしてレベルアップによって新たな呪文を覚えていきます。
また、後から特殊能力を追加しても呪文を覚えることはありません。
僧侶の呪文を覚えさせたくて「神聖」を取得させても覚えることはありません。
何でだよ!!
さらに、(これはこの夢幻の心臓2全般におけることなのですが)乱数の幅が大きく、 攻撃呪文はさておき回復呪文は瀕死時に当てにするにはデメリットが大きいので、瀕死になる前に回復した方がいと思います。
魔法使い、僧侶呪文共に支援呪文に頼ることが多いと思います。
効いているかどうかはよく分かりませんが、気分的に(苦笑
→ 呪文一覧
ステータス
キノコを食べると「SU」になり、そのまま戦闘になると「バーサーカーになっている」とメッセージは出ますがステータスは「SU」のままです。
| 表示 | 状態 | 回復方法 |
|---|---|---|
| G | 良好 | - |
| SL | 眠り | 丸薬、歩いていれば回復する |
| PO | 毒 | 解毒剤 |
| PA | 麻痺 | 丸薬 |
| SU | ストレス | 呪文、僧侶 |
| ST | 石化 | 呪文、僧侶 |
| BA | 狂乱状態 | |
| FA | 気絶 | 歩いてMPが回復すれば治る、呪文 |
| DE | 死亡 | 呪文、僧侶 |
